保育現場では、乳幼児の特性を踏まえた「保育所における感染症対策ガイドライン」に基づいた対応が求められます。
「定期接種」と「任意接種」の違い |
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|---|---|---|
| 区分 | 実施主体・ 費用 |
特徴 |
| 定期接種 | 市町村長が実施 | 公費で受けられ、法律に基づいて接種の努力義務があります。 |
| 任意接種 | 希望者が実施 | 法律の規定はありませんが、定期接種と同様の効果があります。 |
「定期接種」 |
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|---|---|---|---|---|
| ワクチンの種類 | Type | 予防する感染症 | 初回時期 | 回数 |
| DPT-IPV-Hib 五種混合 |
不活化 | ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、ヒブ | 生後2ケ月 | 4回 |
| 二種混合(DT) | 不活化 | ジフテリア、破傷風 | 11歳 | 1回 |
| 日本脳炎 | 不活化 | 日本脳炎 | 3歳 | 4回 |
| 小児用肺炎球菌 | 不活化 | 肺炎球菌感染症 | 生後2ケ月 | 4回 |
| HPV(9価) | 不活化 | 子宮頸がん | 12歳 | 2回 |
| B型肝炎 | 不活化 | B型肝炎 | 生後2ケ月 | 3回 |
| MR | 生 | 麻しん、風しん | 生後12ケ月 | 2回 |
| BCG | 生 | 結核 | 生後5ケ月 | 1回 |
| 水痘 | 生 | 水ぼうそう | 生後12ケ月 | 2回 |
| ロタウイルス | 生 | ロタウイルス | 生後2ケ月 | 2回 |
「任意接種」 |
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| おたふくかぜ | 生 | おたふくかぜ | 生後12ケ月 | 2回 |
| インフルエンザ | 不活化 | インフルエンザ | 生後6ケ月 | 2回 |
| コロナウイルス | mRNA | コロナウイルス | 年齢による | |
保育所における感染症対策ガイドラインでは、子供の症状を見るポイントで解説しています。
どの部位かどのような症状になれば体調が悪いと判断するのか図から判断しましょう。
保育所における感染症対策ガイドラインでは、子供の症状を見るポイントで解説しています。
どの部位かどのような症状になれば体調が悪いと判断するのか図から判断しましょう。
保育現場では、乳幼児の特性を踏まえた「保育所における感染症対策ガイドライン」に基づいた対応が求められます。
| 症状 | 看護のポイント |
|---|---|
| 発熱 | 体温上昇中:悪寒がある時は毛布などで温める。 上がりきったら:わきの下や鼠径部を冷やし、水分補給を徹底する。 |
| 嘔吐 | 窒息を防ぐため横向きにさせる。 口内を清潔にするためうがいをさせる。 |
| 下痢 | おしりはぬるま湯で洗う。 脱水予防に水分を少量ずつ摂らせる。 |
| 咳 | 上体を起こして呼吸を楽にする。 水分を少量ずつ補給する。 |
| けいれん | 状態や持続時間を確認。 誤嚥防止のため横向きに寝かせる。 |
| チアノーゼ | 皮膚が紫色になる。 バイタルサイン(体温・脈拍・血圧・呼吸数)を把握する。 |
| 切り傷 | 水道水でよく洗い、状態を見て受診する。 |
| 鼻出血 | 座らせて小鼻から上を圧迫止する。 |
| やけど | すぐに流水で冷やす。 子どもの体表面積の15%以上は命の危険があるため即救急搬送する。 |
| 誤飲 | 基本は吐き出させるが、洗剤・電池・石油系などは吐き出させずに受診する。 |
| 異物のつまり | 背部叩打法:肩甲骨の中間を強く叩く。 ハイムリック法:みぞおちを突き上げる。 妊婦、新生児、乳児には不可 |
| 熱中症 | 涼しい場所で冷やし水分を摂らせる。 重症(Ⅱ・Ⅲ度)なら即救急搬送する。 |
| 歯の損傷 | 歯を牛乳や鶏卵の卵白などにひたし、急いで歯科を受診する。 |
| RICE (捻挫・打撲) |
Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字 |
| 項目 | 方法 |
|---|---|
| 胸骨圧迫の 回数 |
胸骨圧迫30回に、人工呼吸を2回の割合で行う。 |
| 胸を押す 深さ |
幼児は胸の厚さの約3分の1の深さまで。 乳児は乳首を結ぶ線より指1本分下の場所を押します。 |
| 胸を押す 間隔 |
1分間当たり100~120回のテンポで行う。 |
| 胸を押す手 | 幼児は片手または両手。 乳児は2本指で圧迫します。 |
| 発AEDの 区別熱 |
未就学児には小児用パッドを使用します。 |