ルイスとブルックスガンは眠っている乳幼児の鼻に口紅を塗り、鏡を見せるルージュ・テストを行いました。
| 1歳半ごろ | 自分の顔のマークに触れるようになります。 |
|---|---|
| 2歳前後 | 鏡の中の自分を「自分である」と認識する(客体としての自己)ようになります。 |
メルツォフとムーアは新生児が、大人の表情(口を開けるなど)を真似する反応を新生児模倣と提唱しました。
トマスとチェスは子供の気質には個人差があることをニューヨークの子どもたちを調査しました。
気質を9つに分類し、さらに9つの基準の評価の組み合わせにより3つのタイプに分類しました。
トマスとチェスによる気質の9つの基準 |
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|---|---|
| 活動水準 | じっとしているか、元気に動き回るかの違い |
| 生物学的機能の規則性 | 睡眠や食事の時間が規則的の差 |
| 接近・回避傾向 | 新しいものに対しての最初の反応の差 |
| 順応性 | 新しい環境や場所に慣れるまでの早さのこと |
| 反応の強さ | 様々な刺激に対する反応の差 |
| 反応の閾値 | どのくらいの刺激で反応するか。敏感かどうかの境目 |
| 機嫌 | 機嫌の良し悪し。ニコニコしているか泣いていることが多いか |
| 気分の紛れやすさ | 気をそらした時に、すぐ別のことに興味が移るかどうか |
| 注意の幅と持続性 | 一つのことにどれだけ長く集中できるかの差 |
基準の評価による結果・3つのタイプ |
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|---|---|---|
| 子どもの気質の種類 | 割合 | 問題行動等の発生割合 |
| 扱いやすい子 | 40% | 約18% |
| 扱いにくい子 | 10% | 約70% |
| 立ち上がりが遅い子(出だしの遅い子) | 15% | 約40% |
| 平均的な子 | 35% | - |
アメリカの精神科医エリザベス・キュブラー・ロスは、終末期研究の先駆者で「死の受容モデル」人が自分の死を受け入れるまでの心のプロセスを5段階で示しました。
死の受容モデル |
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|---|---|---|
| 段 | 活動水準 | 内容 |
| 1 | 否認と孤立 | そんなはずはないと否定し、周囲から心を閉ざす段階 |
| 2 | 怒り | なぜ自分だけがこんな目に、という怒りが湧く段階 |
| 3 | 取引 | 神様にすがったり、善行をしたりして、死を先延ばししようとする段階 |
| 4 | 抑うつ | 回避できないと分かり、絶望して深く悲しむ段階 |
| 5 | 受容 | 死を自然なものとして受け入れ、静かに見つめる段階 |
記憶は、その長さや内容によって分類されます。
記憶の種類 |
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|---|---|
| 感覚記憶 | 見たもの、聞いたものなどの一瞬(数秒)の記憶 |
| 短期記憶 | 30秒程度の短い記憶。容量は7±2チャンクといわれます |
| 長期記憶 | リハール(反復)によって長く保存されるようになった記憶 |
| 陳述的記憶 | 頭で覚える記憶(勉強した知識など) |
| 手続き(的)記憶 | 体で覚える記憶(自転車の乗り方など) |
| 潜在記憶 | 思い出さずとも体が動く記憶(通勤、身支度) |
| 顕在記憶 | 自身で意識している記憶(夏休みのお出かけ) |
| 意味記憶 | 他人と共有できる一般的な知識(知識の共有) |
| エピソード記憶 | 自分自身の思い出(時間や場所の記憶) |
| ワーキングメモリ (作業記憶・作動記憶) |
情報を一時的に保持して処理する能力(計算など) |
子どもが数を正しく数えるために必要な力を計数の原理といいます。
ゲルマンとガリステルによって、提唱されました。
計数の原理 |
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|---|---|
| 一対一対応の原理 | 物1つに数1つを正しく割り当てること |
| 安定した順序の原理 | 1、2、3…といつも同じ順番で数えること |
| 順序無関係の原理 | 右から数えても左から数えても合計は同じだと分かること |
| 基数の原理 | 最後に言った数字が、全部の数(総数)を表していると分かること |
| 抽象の原理 | おはじきでもリンゴでも、実体のないものでも数えられること |
様々な発達理論・研究:重要キーワードまとめ💖 |
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|---|---|---|
| 心理学者 | キーワード | ポイント🌹 |
| ルイス& ブルックスガン |
ルージュ・テスト、客体としての自己、自己認知 | 鼻に紅を塗る実験。1歳半から2歳頃に鏡の自分を認識します |
| メルツォフ& ムーア |
新生児模倣、模倣 | 赤ちゃんが大人の顔マネをする生得的な力のこと |
| トマス& チェス |
気質(9つの基準)、 NY縦断的研究 |
子どもを「扱いやすい子」など4タイプに分類。反応の閾値も重要 |
| キュブラー・ロス | 死の受容モデル(5段階) | 否認・怒り・取引・抑うつ・受容の順番が試験でとっても狙われます |
| ゲルマン& ガリステル |
計数の原理(5つの原理) | 数を数える力。最後の数字が総数だと分かる「基数の原理」が肝です |